第4回目となる今回は手形・電子記録債券(債務)
なんか難しそうな名前ですね( ̄◇ ̄;)
名前だけです!単語を理解すれば後は普通の仕分けですd(^_^o)

今回も『仕訳』部分になります。

手形

手形とは、金額の支払いを期日に行うことを約束した証券といい、約束手形と為替手形の2種類があります。
3級では約束手形を中心に見て行きます


手形の振り出し...金額が記入された、手形を渡すこと。
決済...金額が記載された手形が、支払期日に支払われること

約束手形

振出人...約束手形を作成した人
名宛人(受取人)...約束手形を受け取った人

手形の処理

受取手形(資産)...手形を受け取った側。後に記載金額を受け取ることができる「権利」
支払手形(負債)...手形を支払った側。後に記載金額を支払う義務

約束手形と小切手

約束手形...支払い期日にならないと現金化できない。
小切手...受け取った人がすぐに現金化できるので、現金として処理できる。

約束手形の例題

例1

甲社は乙社から商品1000円を仕入れ、代金は約束手形を振り出して支払った。

仕入 1000 / 支払手形 1000

例2

乙社は甲社に商品1000円を売り上げ、代金は甲社振出の約束手形で受け取った

受取手形 1000 / 売上 1000

約束手形が決済された時の処理

手形を支払う側

乙社に振り出していた約束手形1000円の支払い期日となり、甲社は取引銀行から支払いが行われたと通知を受けた

支払手形 1000 / 当座預金 1000

手形を受け取った側

甲社から受け取っていた約束手形1000円の支配期日となり、乙社は取引銀行に入金があったと通知を受けた

当座預金 1000 / 受取手形 1000

電子記録債権(債務)

手形の問題点として...

  • 紛失
  • 印紙代
  • 事務処理などの手間

以上があげられます。

このような問題点を改善された、新しい形の金銭債権です


電子記録債権(債務)の例題

電子記録債権(債務)発生時

甲社は、乙社に対する買掛金2000円の支払いに電子記録債務を使用し、銀行を通じ債務の発生記録を行った。乙社は銀行から通知を受けた。

甲社(債務側)と乙社(債権側)の処理

甲社 買掛金    2000 / 電子記録債務 2000

乙社 電子記録債権 2000 / 売掛金 2000

<strong>電子記録債権(債務)</strong>消滅時

甲社は発生時の電子記録債務について、銀行から乙社の銀行に払い込みを行った。

甲社 電子記録債務 2000 / 当座預金 2000

乙社 当座預金   2000 / 電子記録債権 2000

今回はちょっと難しい単語が多かったですね( ̄◇ ̄;)

次回はその他の取引を何回かに分けてやって行きますd(^_^o)

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